このページでは、社会人学生と一般学生が共に学ぶ特別教育カリキュラム「産業戦略デザイン特別履修コース」の情報を掲載しています。
※社会人学生は入学後に事前登録なしで本コースの履修が可能です。
「産業戦略デザイン特別履修コース」の概要
この産業戦略デザイン特別履修コースの最大の特徴は、一般学生と社会人学生との共学です。さまざまな分野の一般学生と社会人イノベーションプログラムの学生が参加し、テーマを深堀していきます。分野と年齢、所属を超えた学生・教員との議論は、異なる視点での意見や見識を得ることができるチャンスです。また、様々な分野でご活躍されている方を外部講師にお招きし、ファシリテーション、エスノグラフィー、プレゼンテーション等研究や組織で必要なスキルも授業内で学び修得することができます。
詳しくは下記の動画(or PDF)を見て下さい。
履修には事前登録が必要です!
本コース対象科目の履修には事前登録が必要です。
事前登録のステップは下記の通りです。
ステップ1:上記の説明動画を見て,授業内容や履修要件を理解する。
※工学デザインワークショップⅠ,技術プレゼンテーションⅠ,技術戦略特論をセットで履修して下さい.
ステップ2:Microsoft Forms 「事前登録アンケート」に回答する。
リンクはこちら
ステップ3:Moodleの下記科目に登録し,案内を待つ.
- 工学デザインワークショップⅠ(7402)
※時間割番号に注意! - 技術プレゼンテーションⅠ(7405)
- 技術戦略特論(5411)
2025年度の受付期間
2025年 4月3日 ~ 4月7日13:00
特別履修コースの必修科目
- 工学デザイン科目:工学デザインワークショップⅠ(夜),Ⅱ(夜)
- 工学デザイン科目:技術プレゼンテーションⅠ
- 経営システム分野科目:技術戦略特論
特別履修コースの修了要件
要件の正式文
創造工学プログラム以外の一般学生および社会人イノベーションプログラムの学生は所定の手続きを経て産業戦略デザイン特別履修コース指定の科目を履修することにより、学位に加えて特別履修コースの修了証明証が授与されます。なお、創造工学プログラムの学生は本コースの修了証は発行されませんが、本コースを履修することは可能です。
夜間開講の「工学デザインワークショップI~IV」から6単位以上、「技術プレゼンテーションⅠ」、 および 経営システムの学生:経営システム以外の専門工学分野科目 2単位以上 経営システム以外の学生:経営システムの専門科目 2単位以上 を含む計32単位以上
要件を簡単にまとめると
経営システムの学生: コース必修科目+工学デザインワークショップⅢ or Ⅳ+他分野2単位でOK!
経営システム以外の学生: コース必修科目+工学デザインワークショップⅢ or ⅣでOK!
修了生の声
工学専攻情報工学系プログラム 今村 仁さん
(2023年度受講 2024年度修了見込み )
産業戦略デザイン特別履修コースでは,自身の専攻分野にとどまらず,他分野の学生や社会人とともに学ぶ機会がありました.そして,そうした多様な背景を持つ方々と議論を交わす中で,自分にとって「当たり前」と思っていたことが相手にはうまく伝わらなかったり,相手の話す内容をすぐに理解できなかったりする場面が多くありました.
この経験を通じて,どんな相手にも伝わる説明の仕方を意識するようになりました.専門用語に頼らず,図や動画,わかりやすい例などを使って伝えることで,相手の理解を助けることができることを実感しました.このスキルは,研究発表だけでなく,就職活動の面接やインターン活動でも役立ちました.
また,異分野の研究に触れ,さまざまな視点から意見をもらうことで,自分の研究に新たな可能性やアイデアを見つけることができました.普段は気づかなかった視点を得ることができたのは,このコースならではの学びだったと思います.

(2019年度受講 2020年度修了生、インドネシア出身 )
産戦のコースは楽しかったです。最初は留学生である私がどう振舞って良いのか分かりませんでした。学生だけではなく、社会人もいてすごく緊張しましたが、皆優しく話を振ってくれて、徐々に自分の意見を発信できるようになりました。授業や合宿などを重ね、様々なプレゼンをして、プレゼンの基本が分って非常に役に立っています。更に、思考の理論やプロジェクトの進め方などを学び、社会に出るときに役に立つと思います。これらを踏まえ、産戦のコースを受けてよかったです。

(2018年度受講 2019年度修了生)

電気・機械工学専攻機械工学分野 水野 滉太 さん
(2017年度受講 2018年度修了生 )
学生の私にとって産業戦略デザイン特別履修コースは,専攻分野以外の幅広い学びの場であることに加えて,業界,企業,職種の異なる多様な社会人学生の方と交流する貴重な機会(チャンス)でした.特に,この機会から得た学びは就職活動で活かすことができました.当時,私は就職活動をしていたため,グループワークの休憩時間に同じグループの社会人学生の方に仕事内容や働き方を聞いていました.そこで様々な社会人の方の働き方を学んだことで企業,職種選びなどに対する視野が広がりました.また,就活の相談をすると,学生とは異なる視点から意見を頂くことができ,考えをより深めることができました.
